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2007年2月 バックナンバー

2007年2月19日

出張

 津吉です。夏物の展示会に向けて企画書と生地見本に埋もれる日々です。花粉症とはまだご縁はありませんが、鼻の粘膜は糸くずだの、消しゴムのカスで、ひどいことになっています。さてそんな劣悪な環境から逃げるように、先週は3ヶ月ぶりに岡山のデニム工場、そして姫路の革工房に行ってきました。

 岡山では縫製工場を重点的に回り、縫製についての勉強をさせていただきました。

縫製工場
今回お邪魔したのは、前回ご紹介したところよりも若干規模の大きな工場です。大量生産用に自動化された、特殊ミシンが並んでいます。しかし癖も強く、まだまだ職人の勘に頼る部分が多くあります。

ベルトミシン 0番手ミシン
ベルトと身頃を縫い合わせるミシンと、0番手の太い糸用のミシン。

ベルトループミシン
ベルトループを縫うミシン。
一回踏むとベルトループを設定した長さに切り落とし、両端を一瞬で縫いつけます。
こちらの後姿は塚本さん。自称影武者ですが、僕にとってはデニムの師であり、勝手に兄だと思っています。もちろん彼なくしてファンダメンタルのデニムはありえません。

縫製工場糸
加工デニムは基本的に、ポリエステルの芯を、綿で包んだ糸を使います。サンドブラストや、洗い加工に耐えうる強度と、ベース生地からの移染やケバなど風合いを両立させることができます。

ボタン
ファンダメンタルで使用しているドーナツボタンです。中心が巻貝のようになっています。他ではあまり見ない仕様だと思います。誰も見ないような部分ですが、こういった細かいディテールにも、気を配っていきたいと思っています。

加工場カバーオール
もちろん加工場にもお邪魔してきました。こちらではカバーオール、ペインターパンツ、サーマルシャツが進行中です。


二日目は姫路に移動し、革工房でサンプルの依頼をしてきました。
革見本革工房
職人の竹本さん。豪快ですが繊細な手の持ち主です。


新幹線
全く関係ありませんが、姫路駅で見かけた新幹線。
ホワイト*ブルーで見慣れた古いタイプの新幹線ですが、グレー*グリーンの配色が、妙なプロトタイプ感を出していて素敵だったので写真を撮ってみました。

さて最後にお詫びです。進行していたブーツですが、まだお披露目できるレベルにありません。今しばらくお待ちいただければ幸いです。